埼玉大学 理学部 生体制御学科

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学科概要

 生体制御学という学問分野の目指すところを一言で言うと、生物が持つさまざまな制御機構の解明となります。

 生物はDNAやタンパク質などの分子から、細胞、組織、器官そして個体の各階層から構成されています。それぞれの階層にはその機能が滞りなく発揮出来るよう制御するシステムが存在し、それらの間には包含関係があるばかりでなく、各階層は相互に影響し合って、全体として生命活動を支えています。

 この制御の例として、傷ついたDNAがたくさんの分子の働きによって修復されることや、卵からの発生において、細胞や組織の間の相互作用の結果、秩序だった個体が形成されること、細胞と細胞が分子のやり取りをすることで細胞の性質や働きが変わること、神経やホルモンの作用を介して体全体のバランスがとれること、また、環境の変化に対して細胞や個体が適応すること、などが挙げられます。これらは全て生物に備わった制御システムによって行われるものです。

 生体制御学は、生物がもつこの制御の仕組みを分子から個体のレベルにわたって理解することを目的としています。このため本学科では、さまざまな専門分野のスタッフが、多種類の生き物(動物・植物)を使って最先端の研究を推進するとともに、得られた知識や経験を生かして教育を行っています。学生の皆さんは本学科で学ぶことにより、生物に対する幅広い知識と深い理解を得ることができます。

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