埼玉大学 生体制御学科 / 生体制御学コース

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生き物紹介

スンクス

ジャコウネズミ
Suncus murinus

食虫目トガリネズミ科ジネズミ亜科ジャコウネズミ属

 和名はジャコウネズミで、一見するとネズミですが、齧歯目ではありません。研究室では、実験動物として齧歯目と区別するために、ジャコウネズミではなくスンクスと呼ばれています。
主に昆虫類を食べ、熱帯や亜熱帯の温暖な地域に住みます。系統発生学的には、ほぼすべての胎盤を有する哺乳類の始祖とされています。頭胴長は6-10cmで、ラットやマウスと比べて、細長く扁平に見えます。トガリネズミの名前に有るように、鼻先が伸びてとがった三角形の形状をしています。また、胴体の両脇にじゃ香腺が存在し、独特のムスク臭を発します。スンクスの胃の形態はヒトやイヌに近く、また薬物や動揺刺激により嘔吐反応があることから、嘔吐反応の動物モデルとして研究に用いられて来ました。
生体制御学科の細胞制御学研究室では、スンクスが消化管ホルモンであるグレリンとモチリンを産生・分泌することを発見し、モチリン・グレリンファミリーの研究に利用可能小型実験動物として提案しています。現在、スンクスを用いて、モチリンとグレリンが関連する空腹期収縮運動の研究を行っています。

スンクスを用いて、研究を行っているのは、細胞制御学研究室坂井 貴文 教授坂田一郎 准教授です。

スンクス1
スンクス2

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