埼玉大学 生体制御学科 / 生体制御学コース

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生体制御学科教職員

坂田 一郎 (細胞制御学研究室

坂田 一郎

坂田 一郎 (准教授)  SAKATA Ichiro
内分泌学 1976 年生

・大学院理工学研究科生命科学部門生体制御学領域 所属
・博士後期課程理工学専攻生命科学コース 担当
・博士前期課程生命科学系専攻生体制御学コース 担当
・理学部生体制御学科 担当

研究について

 生体内に存在する物質のひとつにホルモンと呼ばれるものがありますが、このホルモンの働きによって、成長や発達、妊娠など様々な生命現象が調節されています。
 私はその中で、消化管ホルモンに関する研究を行っています。消化管というと、食べ物を消化して吸収するだけの器官というイメージを持たれるかもしれません。しかし、消化管は多くのホルモンを産生する器官としても知られています。消化管から放出されたホルモンが胃酸の分泌を刺激したり、消化管運動を促進したりすることで規則正しく食物の消化や吸収が行われています。さらに、消化管で産生されたホルモンが脳にも作用して食欲のコントロールしていたり、また、血糖値の調節もしています。そのため消化管ホルモンは肥満や糖尿病といった疾患との関連が強いことも知られています。さらに、消化管は脳に次いで体の中で神経細胞が多く存在する器官であるため、“第2の脳”とも呼ばれています。消化管は意外と奥が深い器官なのです。
 私はこの消化管ホルモンについて、分泌調節機構やその作用経路、そしてホルモンの遺伝子発現調節制御を解明することを目標に研究を行っています。さらに、脳のどの領域が消化管ホルモンを制御するのかについても興味を持って研究を進めています。

高校生へのメッセージ

 自分で限界を決めることなく、いろいろなことにチャレンジしてみてください。もちろん勉強は大事ですが、勉強以外でもやりたいと思ったことは何でもチャレンジする価値があります。一歩新しい世界に踏み出すことで見える世界が違ってくると思います。
 そして日本に留まらず、ぜひ一度世界に飛び出てみてください。私は大学院を卒業してからしばらくの間アメリカに行きましたが、毎日が刺激の連続でとても充実した経験になりました。

趣味

 学生の頃から暇とお金さえあれば旅行に行っています。学生の頃は長距離列車で国境を越えたり、アジアの安宿に泊まってお腹を壊し一日中苦しむといった過酷な旅もしました。最近は、ビーチリゾートでのんびりと本を読んだり考えごとをしたりするのに憧れるのですが、気がつくと妻に振り回され、氷河トレッキングなど相変わらず過酷な旅行になっています。あと食べることも大好きなので、旅先での食事も楽しみの一つです。

担当講義

細胞機能学実験
細胞機能学演習
生物学実験B

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