埼玉大学 生体制御学科 / 生体制御学コース

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生体制御学科教職員

小林 哲也 (調節生理学研究室

小林 哲也

小林 哲也 (教授)  KOBAYASHI Tetsuya
動物生理学、分子内分泌学 1960 年生

・大学院理工学研究科生命科学部門生体制御学領域 所属
・博士後期課程理工学専攻生命科学コース 担当
・博士前期課程生命科学系専攻生体制御学コース 担当
・理学部生体制御学科 担当

研究について

 私たちは常に環境の変化にさらされていますが、体内はいつも一定の状態に保たれています(恒常性)。この恒常性を維持する仕組みの一つが内分泌系による調節機構です。内分泌系の主役はホルモンですが、私は、ホルモンがどのような生理作用に関わっているのか、また、ホルモンの分泌はどのように調節されているのか、さらに、ホルモンはどのような仕組みにより働くのかなどについて研究を行なっています。

 例えば、甲状腺の機能が低下している突然変異マウスを用いて、糖代謝、生殖機能、神経新生などに対する甲状腺ホルモンの役割について調べています。また鳥類で観察される生殖腺や生殖輸管の性分化(オス型とメス型の違い)におけるホルモンの役割、鳥類特有の免疫器官であるファブリキウス嚢において合成されるホルモンの同定とそれらの免疫系に対する働き、さらに、局所免疫器官において産生される抗菌ペプチドの探索などについて研究を進めています。一方、両生類は幼生から成体へと変態し、その生活環境は水中から陸上へと大きく変化します。この間に起こるからだの構造の変化や恒常性の維持にも、多くのホルモンが関わっています。そこで私は、脳下垂体から分泌される多様なホルモンの分泌調節機構や、それらホルモンの受容体の同定及び細胞内で情報が伝達される仕組みについて、さらに新しい分泌調節因子の探索などに関して研究を行っています。

学生時代の思い出

 重い荷を背負い熊におびえながら歩き続けた北海道での山ごもり、関東一周自転車の旅、日々畳の上でファイト、おまけに異国の地でもファイト(喧嘩ではありません)等々、たくさんのことが思い出されます。

高校生へのメッセージ

 子供の頃は、よく昆虫採集をしました。中学・高校生時代は、よく山に登りました。担任が生物の先生で、その授業がとても丁寧で面白く、生物学に興味を持つようになりました。皆さんもきっかけは何であれ自分が面白いと思うものを見つけてください。

趣味

 映画を見ることです。最近は見る機会があまりなく少し残念です。アクション物から宮崎作品まで好きな映画は多々ありますが、我がヒーローは小学生の頃から「ガメラ」です。

研究で用いている突然変異マウスウズラのファブリキウス嚢ウズラの生殖腺

担当講義

内分泌学
調節生理学II
調節生理学実験
調節生理学演習
臨海実習  他

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