埼玉大学 生体制御学科 / 生体制御学コース

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生体制御学とはどういう学問でしょうか?

文字通り、「生体」つまり生き物のもつ生命現象がどのようにして「制御」されているのかを学ぶ学問です。人間で考えてみると、DNAやタンパク質などの分子から、細胞、そして、胃とか心臓などの器官、個体である人間そのものまで、各レベルでその機能を制御するしくみが働いています。生体制御学とはこのような制御のしくみを総合的に理解する学問です。

このような制御の仕組みは全ての生き物が持っているのですか?

そうです。全ての生物が持っています。したがって、生体制御学科では、アカパンカビのような菌類から、植物、魚類、両生類、鳥類、哺乳類などのさまざまな生物を用いて、最先端の研究を行い、その知識や経験を生かして教育を行っています。(生体制御学科で使用している生き物については、こちらをご覧ください

生体制御学科に入学したらどのような授業を受けることができますか?

1年生では主に教養教育のための科目と、これからの専門教育の基礎となる専門基礎科目を学んでもらいます。2年生以降、専門の講義と実験などが始まります。 (詳しいカリキュラムについては、こちらをご覧ください

どのような専門の講義を学ぶことができるのですか?

まずは「発生生物学」。私たちのような生き物は1つの受精卵が分裂を繰り返して成長し、体を作りあげます。このためには発生過程の適切な段階で、形作りの適切な制御が行われなければなりません。この仕組みについて学びます。また「内分泌学」では、体内環境がホルモンによってどのように調節されているかに関して学びます。さらに、「細胞増殖分化学」では、私たちの体を作る細胞の増殖や分化の仕組み、また、ガンの形成機構などについても学びます。 乾燥や低温といったストレスへの植物の適応に関する「植物生理学」や、傷ついたDNAを直す仕組みや老化に関わる「遺伝学」についても聴くことができます。

埼玉大学以外の教員の講義は聴講できますか?

外部の大学や研究所などの先生による「特別講義」を開講しています。この講義では、「胚性幹細胞」や「再生医療」といったテーマも含め、毎年異なった内容で講義が行われます。

生体制御学科には特徴のある科目がありますか?

他学科と比べて大きく異なるのは、通常の実験室での実験の他に、野外での実習が設けられていることです。「野外実習」では植物の採集と分類を行います。この実習を通して如何に多様な植物が生育しているかを実感できると思います。また、「臨海実習」でも多様な無脊椎動物に出会え、生き物好きにはたまらないと思います。(野外実習や臨海実習の様子については、こちらをご覧ください

演習や実験、また卒業研究について教えて下さい。

演習は1年生と4年生で学びます。演習では、英語の教科書や文献を読むことで、必要な語学力を磨くとともに、生物学や様々な専門分野の基礎から最新にわたる知見、研究方法、さらに生物学的な視点などについて学びます。実験は2年生と3年生で行います。2年生では、生物学に関する基礎的な実験を、さらに3年生では、各専門分野の実験を学びます。実験では生物現象の面白さや不思議さを見てもらうとともに,基本的な実験方法について学びます。4年生になると希望者は研究室に所属し、卒業研究を行うことができます。そこでは、教員の指導の下で、最先端の研究を行います。

卒業研究では何をするのですか?

研究課題を明らかにするための実験を主に行います。また、その分野の最新の情報を得るために、英語の論文を読んだり、研究内容や実験データーについて学生と教員の間でディスカッションを行ないます。最後には、研究成果をまとめ、プレゼンテーションの方法も学びます。卒業研究では、「こうしなさい」と言われるがままに実験をするのではなく、過去のデーターを参考に何をすれば良いのかを自分で考え、得られた実験結果が何を意味するのか論理的な考察を進め、それを研究成果として発表することになります。このようなトレーニングは、大変なことも多いのですが、卒業後,とても役に立つと思います。
例えば、卒業研究で養う論理的な思考力や問題解決能力は、どのような職種でも大事な能力ですが、特に研究や開発にかかわる職種の場合、とても重要になると思います。(卒業研究発表会の様子については、こちらをご覧ください

卒業後は、どのような進路に進むのでしょうか?

大学院に進学する人が多いです。最近は約7割の卒業生が、埼玉大学や他大学の大学院に進学しています。毎年、入学時に教員との個人面談を行うのですが、新入生の段階から大学や企業での研究職を希望する方が大変多いです。 (学部卒業後の進路については、こちらをご覧ください

卒業後就職する場合は、どのような職種に就職することが多いのですか?

食品系や製薬系の会社です。また中学・高校の先生になる人もいます。大学院進学後も、同じように食品系や製薬系などの企業で研究をする人がたくさんいます。(大学院修了後の進路については、こちらをご覧ください

生体制御学科では進路についてどのような指導を行っていますか?

毎年、生体制御学科を卒業し企業で働いている同窓生に、就職セミナーを開いてもらっています。また、企業見学なども行っています。

就職セミナーについては、こちらをご覧ください
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